広島市議会 2021-12-09 令和 3年第 5回12月定例会−12月09日-03号
上安産廃最終処分場は,今から29年前の平成5年に松一企画株式会社が広島市に安定型処分場として申請し,事業が開始され,徐々に拡張してきました。広島市は8年ほど前に松一企画から処分場を譲り受けたJAB協同組合が平成28年に問題となっている盛土の上に,新たに拡張申請し許可しています。令和2年にはこの盛土の上にさらに大量に産廃を積み上げる申請も許可をしています。 そこでお伺いします。
上安産廃最終処分場は,今から29年前の平成5年に松一企画株式会社が広島市に安定型処分場として申請し,事業が開始され,徐々に拡張してきました。広島市は8年ほど前に松一企画から処分場を譲り受けたJAB協同組合が平成28年に問題となっている盛土の上に,新たに拡張申請し許可しています。令和2年にはこの盛土の上にさらに大量に産廃を積み上げる申請も許可をしています。 そこでお伺いします。
また,上安産廃処分場においては,いろいろ動かれて調整池,排水のところの機材も取り付けたというところもあるんですけれども,本来,安定型処分場というのはそういった機材を取り付けなくても対応ができるものであって,取り付けなければその基準が保てないというのであれば,そもそもこれはもう運営ができないのではないかと判断するんですけれども,その辺りどのように考えているか,お聞かせください。
安定型処分場に規定以外の廃棄物が混入付着し,周辺環境を汚染する例が各地で見られ,施設の安全性,信頼性について不安が生じておりますが,こうした安定型廃棄物の徹底した検査・管理体制が求められていますが,その取り組みについてお伺いします。 市域内安定型中間処理場,管理型処分場についても,ダイオキシン濃度の測定を実施すべきと考えますが,当局の御所見をお伺いします。
ところで,中央環境審議会廃棄物部会は,11月30日,安定型処分場に捨てることのできるごみを,これまでの安定5品目からガラスくず及び陶磁器くずと建設廃材の2品目に限定し,廃プラスチック類,ゴムくず,金属くずは管理型へ移行するとの第1次答申案をまとめました。排出者は,リサイクルなどでごみの大幅な減量を迫られ,事業者らに対して製品の回収やリサイクルの義務づけが考えられています。